クロガネ・ジェネシス

第5話 生身の義手
第6話 武大会開催
第7話 その名はマックス・ジョー!
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第一章 会場国家エルノク

第6話
武大会開催



 多くの観客がコロシアムで見物する中、観客席の一部、王族が座るための席、というより広場がある。そこは他の観客席とは隔離されていて、簡単には侵入できないように仕切られている。
 エルノク王による武大会開始前の演説だ。
『諸君。今年も暑き太陽の元に、騎士選抜大会が開かれる。この海上国家エルノクにおける武大会で、多くの人間が血と汗を流し己の誇りをぶつけ合う。諸君等の奮闘に私は期待するものである。この大会でベスト4まで残った者には、騎士の栄誉を与えることになる。さらに、優勝者には龍騎士《ドラゴン・ナイト》への道も約束される。そのため優勝商品として、セルガーナを用意した! 見るがいい! 白く美しく、それでいて知能高き優秀なドラゴンの姿を!』
 王の隣の従者が白きドラゴンを従えて現れる。
 全身が白く、猛禽のような足に、巨大な翼。ピンと張った尾羽に鋭い目つきを持ったドラゴンだ。その姿は一般的なドラゴンに見られる爬虫類的なものではなく、どちらかといえば鳥類を思わせる。体躯も中々に巨大で、その背中には人間2,3人くらいを乗せることなどわけないのだろう。
 人語を理解できるほどに賢い知能も持っており、竜を駆る人間の中でももっとも人気が高く、もっとも希少な存在だ。
『諸君! このセルガーナの眼に、諸君等の戦いを見せ付けてみるがいい! それでは、第199回、アルテノス騎士選抜武大会を開始する』
 歓声が響き渡った。

 武大会の組み合わせは、試合開始直前に告知される。
 それまで出場者が知りえる情報は、自分が戦う順番だけだ。受付の際に自分が出場する順番を記された紙を渡され、その紙に記された番号が同じもの同士が戦うことになる。
 出場する選手同士で番号の情報を交換し合うことに関しては特に制限されていない。
 つまり、知り合い同士で情報を交換し、自分がどこで戦うのかを自ら知りえることはありだ。
 零児は自分の控え室として用意されたテントで自分の番号を確認する。零児の番号は1番。つまりこの武大会で1番最初に戦う人間になる。
 先ほどから自分の対戦相手がどんな相手なのかと気になって仕方がない。早く戦ってみたいという衝動が零児の心にあった。その理由は1つ。
 新たな左腕。その性能を早く試したいからだ。
「そなた……」
 そんな最中。何者かが零児に話しかけてきた。黒いフードを目深に被った人物だ。声や細い体、滑らかな肩から察するに女であることが分かる。奇妙な仮面を被っておりその表情をうかがい知ることは出来ない。 「はい? どちらさん?」
「そなたがクロガネレイジか?」
「……そうだけど?」
 ――この間といい今日といい、知らない人間に声をかけられることが多いな……。
 答えながら、零児はそう思った。
「どうかされたか?」
 仮面の女は零児の考えを知ってか知らずか、そう続ける。
「いや、なんでもない」
「……なるほど……いい目をしている」
『アルテノス騎士選抜武大会、第1試合を開始します。選手番号1番の選手は、直ちに舞台の上へ……』
 大会開始のアナウンスだ。
「あ、俺だ。もう行かなきゃ」
「そうか……決勝で会おう」
 仮面の女のそんな台詞を背後に残し、零児はテントを出た。

『第1回戦、第1試合。最初の選手は、アルジニス出身の短刀戦士、クロガネレイジーー!!』
 実況をしているアナウンサーの声がステージに轟《とどろ》く。零児は自分の名前が呼ばれたことを確認して、コロシアムのステージに立った。
 自分達の周りには大量の観客がおり、今か今かと戦闘開始のときを待っている。
 会場の形は円形でありながら、戦いの舞台は四角いリングの上で行われる。このリングの上から落ちても失格だ。
『そして、そのクロガネレイジと対決するのはぁー、同じくアルジニス出身のリーオ・ベルロッドォー!!』
「リ、リーオだと!?」
 その名前には聞き覚えがあった。あまりいい思い出はないが、確かに零児はその名前を覚えている。
 おのれの名を呼ばれ、舞台に上がったもう1人の戦士。 鋭い目つきに頬に大きなさんま傷。髪の毛を中心から左右に分けたショートカットの茶髪の男。それは零児の悪友であるリーオ・ベルロッドその人だった。
「久しぶりだなぁ……クロガネ」
「てめぇ、どうしてここに……」
「俺はお前を倒したくて仕方がないのさ。この観衆の前で無様に散ってもらうぜ!」
「ムリムリお前の実力じゃ。逆立ちしたって俺には勝てねぇよ」
「言ってろ。俺の力、今度こそ思い知らせてやるぜ」
 やや冷めた態度の零児と、やや熱いリーオ。2人の視線の間にあるものはなんなのか。それは誰にも分からない。
『それでは、第1回戦、第1試合、クロガネレイジ対リーオ・ベルロッド。開始ぃ!』
 戦闘開始と同時に、零児はソード・ブレイカーを、リーオはダガー・ナイフ2本を素早く構える。
 先に仕掛けたのはリーオだった。零児との距離を瞬時に縮め、先制攻撃を繰り出す。ダガー・ナイフがまっすぐソード・ブレイカーに伸びてくる。零児の武器を弾き飛ばすつもりなのだろう。
 そうはさせまいと、ソード・ブレイカーのみねの部分を短剣に向けてそれを受け止めようとする。みねに並んだギザギザの刃でダガー・ナイフを受け止めればへし折ることも可能だ。
 リーオは零児の作にはまり、ダガー・ナイフはソード・ブレイカーのギザギザの刃で受け止められた。しかし、リーオはお構い無しにもう1本、左手のダガー・ナイフを零児のソード・ブレイカーを握る右手に突き立てようとした。
「させるかよぉ!」
 それを阻止すべく、右足でリーオの左手首を蹴り上げた。
「なっ!?」
「おらぁ!」
 さらに頭突きをかます。続けて出来たばかりの左手の拳を腹に叩き込んだ。
「ぐふっ……!」
 鈍い激痛に呻きながらリーオは後退する。
「さっきの威勢はどこいったぁ!」
 猛りつつ駆ける零児。大きく跳躍し、空中で回転し、右足でそのままかかと落としへと繋げる。それは本当に一瞬の動きだった。誰もがその一瞬の動きを目に焼き付けたくなるほど、その動きは鮮やかだった。
 2本のダガー・ナイフをクロスさせ、それを受け止めようとするリーオ。無論、体重を乗せた零児のかかと落としを2本のダガー・ナイフで防ぎきれるはずがなく、その両手はダガー・ナイフごとねじ伏せられた。
 乾いた音が響き、右手に持っていたダガー・ナイフが地面に落ちる。同時に右手が激しくしびれた。
「この程度で調子に乗るなよ!」
 左手のダガー・ナイフは健在だ。それを使い、零児の腹部へと一直線に突き出す。
 零児はソード・ブレイカーのギザギザの刃でそれを受け止め、そのままリーオの方へ向けて倒す。
 リーオが放ったはずの刃は、零児に受け止められ、いつの間にか、零児が攻撃する側に転じている。
 リーオはダガー・ナイフの刃の先端を右手に持ち、ソード・ブレイカーに押し切られるのを防ごうとする。
 その次の瞬間だった。
「おりゃあ!」
 零児はソード・ブレイカーを缶切りの要領で前に倒し、リーオのダガー・ナイフをへし折った。
「ち、ちくしょう!」
 リーオは慌てて地面に落ちたもう1本のダガー・ナイフに手を伸ばした。
「隙ありぃ!」
 零児はその隙を逃さなかった。少しだけ間合いを取り、前傾姿勢での突進から跳び蹴りへと繋げる。蹴りは腹部に直撃し、その体は大きく吹っ飛んだ。
「うああああ!!」
 リーオの体は地面を滑り、そのまま場外へ落ちていった。
『勝者! クロガネレイーーージ!! 第1回戦、第1試合! クロガネレイジはその凄まじい戦闘能力で、我々を魅了してくれたぞぉぉぉぉぉ!!』
 会場が思いっきり沸き立つ。それは零児の勝利を祝福する声だった。
「ちくしょう……。何で俺は……お前に勝てない……」
 リーオは悔しさを噛み締め、零児を睨みつけるしかなかった。

「やったねクロガネくん!」
 控え室に戻ってきた零児をネルが祝福する。
「ああ、1日目は無事俺の勝利で飾ることが出来たさ」
「私も頑張らないと!」
 そういいながら両手の拳をゴツンとぶつけるネル。
「ネルは何番なんだ?」
「私は4番。順当に勝ち進めば、クロガネくんとは準決勝で戦うことになると思う」
「そっか。そっちも頑張れよな!」
「オッケー!」
 2人はお互いの右手を叩いた。
「じゃあ、俺は先に観客席に戻ってるな。また後で落ち合おう」
「うん。じゃあね、クロガネくん」
 零児が控え室から退室する。
 間もなく第2試合が行われようとしていた。

 第2試合、第3試合と試合が消化されていく中、零児は1人、コロシアムの裏手側にいた。
 辺りに人はいない。
 零児の目的は1つ。左腕の義手。その魔術的能力の発動、そして2つの新しい魔術の体得だ。
 ネルに観客席に戻ると伝えたのは、その方が自然に控え室を出ることが出来たからだ。
 左腕には赤い幾何学模様《きかがくもよう》が浮き出て発光している。それは左腕の義手にあらかじめ組み込まれた魔術式が、義手内部に残った魔力を光源にして発光しているのだ。
 それは即ち、魔術をすでに発動していることを意味している。
 零児の魔術は完成していた。しかし、義手の方にいくつかの不満があった。
「強度が少し足りないかも……あとは魔力の流れをもう少し早くできれば……」
『間もなく第4試合を行います! 選手番号4番の選手は……』
 試合開始を告げるアナウンスだ。
「おっと、そろそろネルの試合が始まっちまう!」
 零児は慌ててその場から立ち去った。目指すは今度こそ観客席だった。

「零児の奴遅いわねぇ……」
 観客席でアーネスカはそんなことを呟いた。席は遠すぎず近すぎず、丁度いい場所だ。
「試合は終わったんだから、観客席の方に来てもいいはずなのに……」
 火乃木とシャロンも、アーネスカと同じことを思っていた。
「そうだよねぇ? 次はいよいよネルさんの順番なのに……」
「迷子……かな?」
 シャロンの迷子説に、アーネスカと火乃木は目を丸くした。
「いやぁ……流石にそれは」
「ないと思う……」
 どこの客席に誰がいるのかは受付に聞けば分かる。席は番号で分けられているから、その番号の場所に行けばいい。
「お〜いみんな」
 そんな最中、唐突に零児が現れた。
「レイちゃん!」
「遅かったわねぇ」
「いや〜トイレが混んでたもんでさ。遅くなっちまった」
 いいつつ、アーネスカがあらかじめ確保していた席に座る。
「トイレねぇ……。まあいいわ。そんなことより、試合始まるわ。ネルの試合よ」
「ああ。応援にも気合入るってもんだ!」
『第1回戦、第4試合。本大会初参加となる女性拳闘士、ネレス・アンジビアーーーン!!』
 アナウンサーの声が響き、ネレスが姿を現した。
 ネレスは舞台に上がり、軽い準備運動を始める。
「相対するのは、こちらも初参戦! 本大会最年少、エミーナ・アルヴェントォォォォ!!」
 もう1人の武大会参加者が姿を見せる。
 小さな背に釣り目の少女で、表情だけでは年齢が読めない。しかし恐らく身長は150cmにも達してはいまい。そのことからシャロンと同程度の年齢にも見える。服装はスカイブルーのロングスカートだ。
 しかし、驚くべきはその背に背負った大きなハンマーだ。正直いって、エミーナの身長や体格に合っていない。どうしたってハンマーに振り回されるのが目に見えている。
「あらあら、よりによってネルと当たっちゃうなんて、あの娘かわいそうね」
 アーネスカは同情の面持ちでエミーナという少女を見た。
「確かにな。格闘戦術は、ネルの得意分野だし、あの娘に勝ち目があるとは到底思えないな」
 零児もアーネスカと同じように同情の目線を送る。そもそも体格からしてエミーナとネルは差がある。エミーナに勝ち目があるようにはぱっと見では見えない。
『それでは第1回戦、第4試合、ネレス・アンジビアン対エミーナ・アルヴェント。試合開始ぃぃ!』
 試合開始と同時に、ネルはエミーナとの距離を詰める。
「悪いけど、速攻で勝負をつけさせてもらうよ!」
 ネルの接近を感じたエミーナは、背中の巨大ハンマーを『片手』で構えた。
「舐めないでくれる?」
「なっ!?」
 ネルが攻撃用に突き出そうとしていた拳は、攻撃のためではなく、防御に回された。
 エミーナのハンマーによる薙ぎ払いを防御しようとしたからだ。
 ネルの体はハンマーに叩きつけられ横に大きく吹っ飛んだ。
 地面を転がり、叩きつけられた右手を擦る。
「見かけによらずやるなぁ」
 観客席にいた零児は素直に賞賛する。
「多分、あの娘は亜人なんだわ」
「なんでそう思う?」
「あの体型であれだけのものを振り回せるだけの力なんて、筋肉がよほど発達した生き物との亜人でもなければ無理よ」
「確かに……」
 亜人は少なからず、人間以上の力を持っている。それは亜人の親となった動物などは、人間よりも強い体力を持っているものがほとんどだからだ。
「今度はこっちから行くわよ!」
 エミーナは見た目と体型とが不釣合いなハンマーを苦もなく操り、ネルに迫る。
 ネルは起き上がり、エミーナのハンマーをいつでも回避できるよう体勢を整える。
 ――あんなのまともに食らったら骨折れちゃう!
「どりゃああああ!!」
 エミーナの突進。ハンマーを盾にして、ネルに向かって突き進む。
 その攻撃を横によけて回避したのもつかの間、エミーナはハンマーごと体をぐるんと1回転させる。同時に跳躍し、ネルの右腕目掛けてハンマーを振るう。
 急いで防御体制を作り、そのハンマーをガードしようとした。
 エミーナのハンマーはネルの右腕を再び直撃、ネルは体ごと持っていかれそうになるが何とか踏みとどまる。
「いったぁ……」
「ハッハッハッハッハァ! 私を見た目で判断したことを、航海するがいい!!」
「漢字間違ってるよ……」
「うるさああ〜い!」
 エミーナは先ほどと同じように、ハンマーを盾にしてネルに突進してきた。ネルは先ほどと同じようにそれを交わす。
「そう何度も同じ手は食わないよ!」
「なにっ!?」
 ネルは回避直後、エミーナのハンマーの取っ手を掴んだ。
「なっ!?」
「ふうううううん!!」
 ネルはハンマーの取っ手ごと、エミーナを投げ飛ばそうとしているようだった。それに気づき、エミーナもハンマーを引っ張る。
「あんた……放しなさいよ!」
「放さないよ!」
『ぬぐぐぐぐ……!!』
 お互いに強くハンマーを引っ張りあう。その力は拮抗し、どちらも折れない。
 しかし、そんな状態が長々と続くわけがない。
「そりゃあああ!!」
 持ち上げたのはネルのほうだった。
 ネルはそのままの勢いで自分を中心にぐるぐると回転を始めた。
「うわわわわぁああああ!!」
「うおおおおおお!!」
 ネルを中心にハンマーを掴んだエミーナが回転する。そして、勢いがもっとも強くついたところで、ネルはその手を放した。
「あ〜れ〜!!」
 ハンマーごと投げ飛ばされたエミーナはそのまま場外へと投げ飛ばされた。重いハンマーが地面に激突し、鈍い音が響いた。
『勝者ぁあ! ネレス・アンジビア〜ン!! 第1回戦、第4試合! 女拳闘士ネレスに盛大な拍手を〜!!』
 アナウンサーの声によって拍手が沸き起こる。それはネルの勝利を祝福する拍手だ。
 ネルは笑顔でその拍手を受け止めた。

 その日の夜。
「それじゃあ、零児とネルの2回戦進出を祝って、かんぱ〜い!」
『かんぱ〜い!』
 宿屋、ダイダローズでは、アーネスカが中心になり零児とネルの祝勝パーティーが開かれていた。といっても料理はいつも食べているものと大差ない。ただ、少しでも零児とネルの勝利を祝う席を設けられればそれで良かったのだ。
 各々のグラスがぶつかり合う。
 ネルとアーネスカはエール酒を。火乃木とシャロンはジュース。零児は豆乳といった感じだ。
「よくやったわね〜2人とも! まずは第2回戦進出よ!」
 アーネスカは顔を赤くしながら2人の2回戦進出を祝う。顔が赤いのはアルコールを入れたからに他ならない。
「だが、これで満足するわけにも行かないさ。決勝に駒を進めるには、あと2回は勝たなきゃならないんだからな」
 豆乳で口を白くしながら零児が答える。
「そうだね〜。でもとりあえずは1勝出来たんだから謙遜することもないんじゃない?」
 ネルもエール酒で頬を若干染めながら、そういう。
「あれ? ネル、お前左利きだったか?」
 疑問に思い、零児はネルに尋ねる。ネルはなぜか左手でジョッキを掴んでいたからだ。
「あ〜うん。たまにはね。気分を変えるのもいいかなって思って……」
「……無理すんなよ」
 ネルの反応で零児は理解した。ネルはエミーナとの試合で右腕を痛めているのだ。
「大丈夫だって! クロガネくん!」
「わかったよ」
 あくまで笑って返すネル。零児はその努力を無駄にしまいと、普通に接することにした。
「それにしても、なんでリーオ君この大会に出場してたんだろう?」
 火乃木はまた火乃木なりの疑問を口にする。
「さあな、大方賞金目当てだったんだろ?」
「そうなのかな?」
「実際どうなのかは知らねぇよ。気になるんなら本人に聞けば?」
「遠慮しとくよ……」
 火乃木とてあまりリーオは得意ではない。それにリーオのことなどそもそもどうでもいい。
「ネルと戦うまであれくらいの奴ばかりだと楽なんだけどなぁ〜」
「そうはいかないわよ。この大会のために本気で頑張ってきた人間ばかりだろうからねぇ。今回は相手が良かったと思ったほうがいいわ」
「やっぱそうか」
 零児とて武大会を舐めているわけではない。リーオが相手だったから楽に行けただけだということは十分理解している。
「じゃあ、今後も零児とネルの勝利を祈ってるわ。戦の神エルマにね」
「頼むよ」
 5人は各々の料理を食べながら、各々の飲み物を飲みながら、雑談をして食事を終えた。
 次の戦いに備えて。
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